じんましんが出たので、何かアレルギーを調べた方が良いですか?
このような質問をよく受けるので書いてみます。じんましんは特定の刺激に反応してあらわれるタイプと自発的に症状があらわれるタイプの2つのタイプがあります。食物アレルギーは食事を食べた後に皮膚の症状としてじんましんがでます。食物アレルギーなどは特定の刺激に反応してあらわれるタイプになります。自発的に症状があらわれるタイプは体調が悪かったりして、原因は特にはっきりせずに出てくるタイプです。実は7割以上は自発的に症状が合わられるタイプなのです。なので、じんましんが出た場合、何か原因が特定できるパターンの方が少ないのです。ここで大切なのはエピソードです。いつも卵ボーロを食べるとじんましんがでます。いつも寒くなるとじんましんがでます。いつも日に当たるとじんましんがでます。この“いつも”が大切です。再現性がある場合は、特定の刺激の可能性があるので、原因を確定していき、その刺激を避けることが必要になります。また、食物アレルギーの症状は即時型といって、早く出る反応になります。特定の食物を食べて2時間以内にじんましんが出る場合は、より疑っていくと考えていくと良いでしょう。じんましんはエピソードが大切ですので、じんましんが出たら、出る前に原因となることを思い出してメモしておくことと、相談することをお勧めします。
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