2016年12月30日金曜日

【発熱は心配…熱を下げる薬はいつ使う?】あかりこどもクリニック 栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医



発熱は心配…熱を下げる薬はいつ使う?




「どうしましたか?」「熱が高くて心配です」


熱は見ていて心配です。不安なので解熱剤も使いたくなります。



熱は大切な免疫応答です


私たちは熱を出すことで免疫を活性化させてウィルスや細菌と戦います
解熱剤を使うと免疫を活性化できず、ダラダラ症状が続くことにもなりかねないのです



解熱剤はなるべく使わない


使うときも、熱だけで使うのではなく、
他の症状を考慮して使うとよいでしょう
例えば…
熱が高くて水分がとれないときなどに
水分を摂らせるために使う…など



また、小さいときの熱は注意が必要です


特に2ヶ月未満のお子様は原則入院を考えます
熱以外の症状がはっきりしないことが多く、免疫も未熟なため、
重症感染症の可能性が否定できないからです



ちなみに熱の経過を記録しておくことはとても大切です
※熱型表例です。表にするとわかりやすいのでおすすめです。

その経過が診断をしていく上でとても大切な情報になるからです
解熱剤はその経過を隠してしまうことも覚えておかないといけません







栃木県壬生町の小児科・アレルギー科
                         エリア:壬生町・栃木市・下野市
                                2017年5月開院予定






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