小児科のライフワークバランス
家族はかけがえのないもの。
自分の家族と生活していけることへの“ありがとう”の気持ち。
その“ありがとう”の気持ちから生まれる患者様とそのご家族への寄り添ったケア。
受診されるお子様と保護者様へのケアの根底には
自分の家族との生活への感謝が存在する。
小児科のライフワークバランスを私はそう考えています。
時として小児科のスタッフは…
自分のこどもが体調を崩しているのに
他人の子どもを見て行かなければならない状況に直面します。
どうしたらいいのでしょうか?
こんな意見がありました。
子どもが発熱したため職場を抜けてスタッフが途中で帰宅しました。
その間、他のスタッフで開いた分をカバーします。
数日後、子どもがよくなって抜けたスタッフが帰ってきました。
その時にカバーしていたスタッフが抜けたスタッフに
嫌な顔一つせずに暖かい笑顔で
「よくなってよかったね」
その時にカバーしていたスタッフが抜けたスタッフに
嫌な顔一つせずに暖かい笑顔で
「よくなってよかったね」
と声をかけてあげられる雰囲気であったらいいのではないでしょうか。
「よくなってよかったね」と声を掛けたスタッフには子どもを大切に思う
親の気持ちへの想像力がありました。
想像力は体験から生まれます。
自身の子どもが体調を崩した時に周りに助けられ乗り越えてきた
“ありがとう”の気持ちがそのスタッフにはあったからです。
“ありがとう”の気持ちがそのスタッフにはあったからです。
ライフワークバランスは時間的な配慮などのシステムももちろん大切なことです。
ただ、ライフワークバランスは一人一人がどう感じるかというところでもあります。
かけがえのない家族と生活することへの“ありがとう”の気持ちが持てること。
その気持ちが家族ではない他の人のために働くエネルギーになります。
これがライフワークバランスであると私は思います。
私たちがこれから作っていくクリニックは小さなクリニックです。
そして、小さなクリニックであるからこそできることがあるのかもしれません…。
とても心の温まるブログですね(^-^)
返信削除コメントいただきありがとうございます!これからも私たちにできることは何かを常に考えて参りたいと思います。
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