2020年8月7日金曜日

【血液検査が陽性だと食べてはいけないですか?】あかりこどもクリニック 栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医 (壬生町・栃木市・下野市 etc.)

血液検査が陽性だと食べてはいけないですか?

このような質問があったので書いてみます。食物アレルギーの血液検査は食物アレルギーの症状が出る一連の流れに関わる一つの要素を調べる検査になります。つまり、食物アレルギーの症状として現れるかどうかは一つの要素を調べているだけですので血液検査が陽性であったからと言って必ず起きるとは限らないのです。食物アレルギーは特定の食物を食べるとアレルギー症状が出る状態を言います。実際に食べると症状が出るのかが診断には重要なのです。実際に食べるとアレルギー症状が出る人は、食べないように除去しましょうとなるのです。例えば、血液検査が陽性でも食べて症状が出なければ食物アレルギーはないと言うことで食べても良いとなりますし、血液検査が陰性でも食べて症状が出るようであれば食物アレルギーはありとして食べないようにしましょうとなるわけです。ただし、検査によっては、多くのデータが集まって分析されてものもあり、検査の値がどれくらいだとどれくらいの人が実際に食物アレルギーを持つ可能性があるかを予測できるものもあります。その可能性がより高いとその食品をまだ食べたことのないものであったりすると、注意深く食べられるかを見ていく必要があります。逆に言うとそれが食べたことのあるものであれば、血液検査が陽性であったとしても今まで通り食べられていた場合は摂取を続けても大丈夫なのです。食物アレルギーは何をどれくらい食べた時にどのようなことが起きたのか、今まで食べられていたものなのか、血液検査の値はどうだったのか、様々な情報を集約して判断をしていきます。不安な時は、ご相談ください。

栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医クリニック
(壬生町・栃木市・下野市 etc.)

2020年7月30日木曜日

【ステロイドって大丈夫?】あかりこどもクリニック 栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医 (壬生町・栃木市・下野市 etc.)

ステロイドって大丈夫?

ステロイドの塗り薬についてよく質問されることがあるのでお話しします。まず、ステロイドの塗り薬の効果についてお話しします。アトピー性皮膚炎は皮膚が常に荒れている状態にあります。普段きれいな皮膚はバリアの役割を持っていて、外からいろいろな物質が入ってくれるのを防いでくれます。ところが、荒れている皮膚はバリアが働かず、外からいろいろな物質が入ってきて、痒くなる原因になり、掻くことでバリアがさらに壊れてとなってしまうのです。この荒れは炎症を抑えなければならないので保湿剤だけでは中々落ち着きません。ステロイドの塗り薬は炎症を抑える効果を持っているのでアトピー性皮膚炎の荒れた皮膚を落ち着かせるとても良い薬なのです。さて、ステロイドとは体の中で作られるホルモンです。体の中で必要な分だけ、作られて分泌されているのです。ところが、外からステロイドが入ってくると過剰になってしまうので副作用が起きるのです。顔が丸くなったり、太ってしまったりなどなど…。実はこの副作用は塗り薬ではほとんど出ません。塗り薬でも強いステロイドを長期にわたり使用した場合には考慮されるのですが、今はガイドラインも整備されているので、まずそのような出し方をすることは少ないと考えて良いです。飲み薬や注射など直接体の中に入れるようなステロイドで問題になるのです。それでは、塗り薬は大丈夫?と言うことになるのですが、塗り薬の場合、塗り続けると皮膚が薄くなると言う副作用が出ます。今はガイドラインが整備されて、この副作用に対応する塗り方があります。一つは短期で使って落ち着いたらやめる。二つ目はステロイドをやめるとひどくなってしまうところには、毎日ではなく週に2回程度ステロイドを塗り続けると言う方法です。こちらは、プロアクティブ療法と呼び、皮膚が薄くなる副作用を予防してくれます。今アレルギーの分野では荒れた皮膚からアレルギーの体質ができてくるという考え方になっています。荒れたままの皮膚にすることで、痒くて眠れなかったり、アレルギーの体質が作られたり、きれいな皮膚でなくなっていくことを放っておくよりもステロイドを適切に使用して荒れた皮膚を改善してあげることの方が大きなメリットがあると思います。是非ご相談ください。

栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医クリニック
(壬生町・栃木市・下野市 etc.)

2020年7月23日木曜日

【アレルギーがあっても食べられるようになりますか?】あかりこどもクリニック 栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医 (壬生町・栃木市・下野市 etc.)

アレルギーがあっても食べられるようになりますか?

アレルギーがあったので食べないでくださいと言われたまま、今に至ります。
ずっと食べない方が良いのでしょうか?

このような質問を受けるので書いてみようと思います。まず、食物アレルギーは食品や年齢によって食べられるようになる可能性は変わります。小さい頃にかかる、卵、小麦、牛乳に代表される食品は自然に食べられるようになる可能性が高い食品になります。そのため、小さい頃ほど基本的には食べられるようになることを考慮しながら見ていきます。食物アレルギーは必要最小限の除去を基本とします。食べられるかどうかの確認を実際にその食物を食べる食物経口負荷試験を行って確かめる。食べられる量がわかったら、その量の範疇で食べられるものを確認して食べられる範囲を広げる。これを続けながら少しずつ解除を行なっていきます。さて、ここでよりリスクの高い食物アレルギーもあります。これは、少量でも強い症状が出るケースです。食物アレルギーの強い症状はアナフィラキシーです。アナフィラキシーは命に関わるアレルギー症状なので注意が必要です。このような場合は除去をきちんとすること、そして間違って食べてしまった時の対応を確認していく必要があります。まとめると食べられるようになることを考えながら見ていくが、充分に注意しながら食べることを進めていく必要があるということです。自己判断で進めるのではなく専門の先生にまずはご相談することをお勧めします。

栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医クリニック
(壬生町・栃木市・下野市 etc.)

2020年7月20日月曜日

【果物を食べると口の中がかゆい】あかりこどもクリニック 栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医 (壬生町・栃木市・下野市 etc.)


果物を食べると口の中がかゆい

最近、果物を食べると口の中がかゆくなるようになってきました。
このような質問をされるので書いてみます。
これは、花粉食物アレルギー症候群(PFAS)と呼ばれるアレルギーになります。これのもう少し広い概念で口腔アレルギー症候群(OAS)という場合もあります。食物アレルギーは体全体に発疹が出たり、時には咳が出たり、苦しくなったりと体全体に症状が出ることを想像しますが、本日話題にしているアレルギーは口の中がかゆかったり、腫れたりと口の中だけに止まるので、口腔アレルギー症候群と呼ばれたりするのです。
このアレルギーは小さい頃は大丈夫だったのに…ということが多いです。これは、花粉に関係しているのです。花粉の蛋白成分は植物にとっては、子孫をつなぐ大切な蛋白。実は、果物や果実にも似たような蛋白含まれているのです。そのため、花粉症が出るような年齢になった時に、それに関わりのある果物を食べると口の中がかゆくなるような体質になってくるのです。
スギ花粉症を考えてみて下さい。花粉症は小さい頃はなかったと思います。いわゆる牛乳・卵・小麦で代表される離乳食時期にはじめて食べたら症状が出て…というアレルギーとは性質が異なるものなのです。
他にも、原因物質が加熱で抗原性が下がる性質があるため、ジャムやジュースなど加熱処理を施されている場合は症状が出にくいという特徴があります。
また、口腔に症状が止まるため、比較的症状が軽く、アナフィラキシーが起きることはほとんどありません。
今まで大丈夫だったのに、最近になって、果物を食べると口の中がかゆくなることが多くなってきたという方はご相談いただければと思います。

栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医クリニック
(壬生町・栃木市・下野市 etc.)

2020年4月15日水曜日

【電話診療開始 コロナ感染予防対策】あかりこどもクリニック 栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医 (壬生町・栃木市・下野市 etc.)

電話診療開始

コロナウィルス感染症対策のため、4月16日から電話診療が可能になりました。詳細を確認上でご活用ください。

・電話で予約を行なってください。この際、電話診療希望とお伝えください。受付順番をお伝えします。
・診療の順番になりましたら、こちらからお電話をかけさせていただきます。
・通常診療の合間での電話診療になりますので、お電話にお出にならなかった場合は、診療が前後致しますので、あらかじめご了承ください。
・電話での診察後、かかりつけの薬局にてお薬をお受け取りください。
・なお、診療は窓口負担のかからないお子様(子ども医療受給者証ありの方)に限らせていただきます。


栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医クリニック

(壬生町・栃木市・下野市 etc.)

2020年4月5日日曜日

【クリニックの対策現状 コロナ感染予防対策】あかりこどもクリニック 栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医 (壬生町・栃木市・下野市 etc.)


私たちの対策

コロナ感染予防について私たちも日々、その診療体制を検討しながら過ごしております。皆様にご理解・ご協力いただくためにもここに記載をしておきます。
これは、6月30日時点での内容です。

来院前および昼休みにスタッフは体温測定を行う。
ユニフォームは自宅に持ち帰らずクリニックで洗濯する。
スタッフは常にマスクを着用している。
スタッフは発熱もしくは咳の症状が認められる患者に対して問診を行う場合はフェイスシールドや防護メガネ・マスクを着用。ビニールシートを通しての対面も可能。
発熱や咳のある患者は来院前に電話するようにHPなどでインフォメーションを行う。
受付の際は、風除室に入ってもらいビニールシート越しに問診。風除室はひと家族のみ入る。問診を始めるか車内待機の指示を出す。
保険証や診察券の手渡しは行わない。保険証の確認は患者より提示してもらったものを撮影することとする。お釣りなどの返却の際にもケースを介して渡すようにする。
通常待合室は距離を保てるように人数制限を行う。
通常診察室は患者と2m程度の距離を保っての診察。
処方箋は院内診察を受けた場合は通常通り手渡しで患者は薬局へ直接持っていく。
車内または隔離室で診察を受けた場合は、スタッフが薬局へ処方箋を手渡すかFaxを送る。その際、薬局では、処方説明は薬局内隔離室もしくは車内での説明および処方の手渡しを行う。
発熱や気道症状(咳・鼻水・喉の痛み)のある患者は車か隔離待合室で待機。予防接種者も同様。診察は隔離診察室もしくは車内で行う。
車内での診察は2m以上の距離を開ける。
隔離診察室での診察は、患者は隔離待合室に座り、医師は隔離診察室に座り、隔離診察室入り口で座り距離を保って診察を行う。
咽頭所見、触診、聴診など体表に触れる診察を行う場合は、フェイスシールドや防護メガネ、マスク着用、とする。
隔離診察室および待合室は患者は1家族のみ。隔離診察室および待合室は常に換気の状態。部屋間のドアは開けっ放しの状態に。ドアの開け閉めがあった場合は、患者の入れ替わりの際にはドアノブの消毒を行う。出入りの際には他の人との接触がないように注意する。
車内での受付処理などを行う際は、スタッフはフェイスシールドや防護メガネ、マスクを着用。
吸入、鼻汁吸引および咽頭や鼻腔にスワブをいれる検査は原則行わない。
自宅においても吸入は原則勧めない。吸入をやる際には注意喚起を行う。
クリニック内にある窓は開けられる窓は全て開けたままの診察。
予防接種待合室は密にならないよう制限をする。処置室も予防接種待機スペースとして使用。他は車内待機。
予防接種前の咽頭診察や聴診は行わない。
予防接種後の経過観察は行わない。何かあったら連絡するよう説明を行う。
スタッフ待合室は食事や水分を取るため感染が起こりやすいエリアと理解する。
診察中にスタッフルームに入る際は、手指消毒を行った後に入室する。テーブルやドアノブなども含め触らないようにして、触った場合は、次亜水やアルコールで拭いておく。
アルコール消毒を玄関に置いて手指消毒をするように案内する。

栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医クリニック
(壬生町・栃木市・下野市 etc.)

【患者様へ コロナ感染予防対策】あかりこどもクリニック 栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医 (壬生町・栃木市・下野市 etc.)

患者様へ

新型コロナウィルス感染拡大予防の観点から、対応を下記の通りとさせていただきます。ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
・発熱や気道症状(咳・鼻水・喉の痛み)および海外渡航歴のある患者様は受診前にお電話ください。車内での待機および診察となる場合がございます。
・鼻や喉から行う検査や鼻を吸う処置は感染リスクが高いため行いません。あらかじめご了承ください。
・予防接種に来られた患者様は予防接種待合室で予防接種を受け帰宅します。
・待合室での待ち人数を制限しますので混む際は車内待機をお願いします。

栃木県壬生町の小児科・アレルギー科専門医クリニック
(壬生町・栃木市・下野市 etc.)